35d 川下公園
1 公園の概況
2 公園の特徴
3 サービス施設
4 車イスでの歩き方
5月 ライラックの季節 2020年 2021年
7月 水遊び場 遊具広場 2021年 2022年
9月 初秋の公園 2019年
1 公園の概況
《 所在地(グーグルマップ ) 》
札幌市白石区川下2651番地3外
《 場所の特徴 》
川下公園は1999年、白石区に開園した総合公園です。札幌市の木である「ライラックの森」が特徴の公園で、カナダ、アメリカ、中国、ドイツなどから気候が合うもの200種を収集し、1,700本植えた由です。春には濃淡の紫や白の花が咲き、ライラック祭りに多くの市民が訪れます。その他、運動施設、多目的広場や子ども向け遊具などが野外にあるほか、一年中活動できる室内広場やプールなどが充実し、四季を通じて近隣住民の憩いの場となっています。
《 活動障壁 》
公園はふるさとの丘とスキー山が部分的に高い程度で起伏が少なく、アスファルト舗装の園路が駐車場と各利用を結びます。利用目的に合わせ3箇所の駐車場から選んで使えば移動距離が短くできるので、少ない肉体的負担で目的の場所にいけます。ライラックの森の中の園路は非舗装ですが、起伏が少ないので円滑に移動できます。ただし、雨のあとに訪れた折に水たまりが残り、ぬかるみを避けて通らねばなりませんでした。また、ピクニック広場と遊具広場とが園路より1段高い場所にあり、数カ所ある進入路がいずれも車イスでの侵入に落車の危険を覚える危険勾配でした。
2 公園の特徴
《 施設の概況 》
(1) 有料施設
パークゴルフコース 休場日:毎週月曜日
野球場 1面
テニスコート 人工芝4面
(2) 無料施設
ライラックの森
多目的広場と野外ステージ
壁泉・展望台 カナール 小噴水(7月上旬から8月)
スキー山
ふるさとの丘
ピクニック広場 炉(20基、4月29日〜11月3日)
遊具広場 コンビネーション遊具、ブランコ、ターザン・ロープほか
ライラックの森
ピクニック広場の炉 遊具広場
《 公園の利用者 》
公園には老若男女が使える運動施設や子ども用の遊具が一通りあり、駐車場が広いので近隣住民のみならず周辺区域の市民が利用できます。リラックスプラザには幼児を連れた家族が目立ち、くつろぎながら子どもを遊ばせる姿が見られました。
3 サービス施設
(1) リラックスプラザ 9:00 〜21:00
屋内広場 浴室(有料) プール 水中健康教室 レストラン 売店
リラックスプラザ
(2) 駐車場 3箇所計263台
リラックスプラザ前 4:30〜21:15(プラザ休館日は〜19:15)
野球場脇 4:30〜19:15
ピクニック広場前 4:30〜19:15
(3) 公衆便所
障害者用トイレはリラックスプラザ、野球場脇、小噴水西と遊具広場の4箇所にあります。
4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
JRの最寄り駅が千歳線の平和駅ですが公園まで2.2kmほどあり、徒歩で30分前後かかる由にて車イスの自走は往復だけで疲れそうです。バスを乗り継ぐ方法もありますが、低床バスを運行しているかなどはわかりません。駐車場が整備されているので、自家用車で訪れるのが現実的です。
《 園路》園路をめぐる動画
公園は全体に起伏が少ないので、訪問目的にあう駐車場を使えば車イスでの移動負荷が少なく済みます。リフレッシュプラザ脇の駐車場を起点に、公園を外周する園路をまわり、次いで中央にあるライラックの森を一回りして駐車場に戻った夏の動画を紹介します。外周一回りの所要時間が30分ほど、壁泉・展望台に上りライラックの森を回って戻るのに15分ほどでした。また、ライラックの花の咲く季節に訪れた春の動画も紹介しまが、この折は花を見て回ったので30分ほどを要しました。
情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所