車イスで街にくり出そう_札幌

車イス使用者が札幌市を中心に地域活動するのに有用な情報を提供します。

35j 星置緑地

      目   次

1 公園の概況

2 公園の特徴

3 サービス施設

4 車イスでの歩き方
   4月 ミズバショウほか 2021年, 2022年
   6月 初夏  2022年
   7月 盛夏  2022年

 

1 緑地の概況
《 所在地 グーグルマップ
 札幌市手稲区星置1条5丁目5-29
《 場所の特徴 》
 緑地は手稲市街地の西側、JR星置駅から約300mほどの位置にあります。南側をJR函館本線が走り、北と東西側には閑静な住宅街が広がります。緑地は住宅地の一角にある湿性林にて、早春にミズバショウの群生が見られるほか、エゾノリューキンカやキクザイチゲなどが一斉に花をつけます。緑地内には湧水(メム)が複数あり湿原の様相ですが、木道と観察デッキが整備されており車イスにて群生する湿生植物を見られます。
《 活動障壁 》
 緑地内には木道が四方に伸びており段差がありません。まわりの道路に高さをすり付けるため部分的に傾斜がありますが、縦断勾配が5%程度までに管理されています。また、四角形の緑地内の四辺に木道の出入口があり、緑地のどこへも誰もが容易に到達できます。

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星置緑地の木道

2 緑地の特徴
《 緑地の概況 》
 名前の通りに緑地で利用施設はベンチがある程度、一般の公園にある遊具などありません。早春に一気に花が咲きますが、そののち森の緑が濃くなり夏場は日陰で涼がとれ、それぞれの季節で緑地の持つ魅力を味わえます。
 早春のミズバショウが咲く頃に訪れたところ、キクザイチゲの白と青にエゾノリューキンカがときを同じくして咲いていました。また、名前のわからない花も咲いており、短期間に花をつける北海道の春を楽しむことができます。

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木道とミズバショウ
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ミズバショウとエゾノリュウキンカ
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キクザノイチゲ

《 緑地の利用者 》
 早春の花の季節は列車や自家用車にて、遠くからも多くの人が訪れます。それをすぎた時分に訪れたおりはひっそりとしていました。

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      3 サービス施設
(1) 駐車場
 なし
(2) 公衆便所
 緑地の隅に障害者対応の公衆トイレがあります。

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      4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
 緑地はJR星置駅から約300mほど西にあり、徒歩5分程度の由です。移動経路に車道付属の歩道ないし遊歩道があり、アスファルト舗装である上に坂路がないので車イスでの移動が容易です。

《 車イスで散策 》   早春の動画
 ミズバショウの開花時期がわからず四度ほど自家用車で訪れ、繰り返し動画の撮影をしました。早春は木々が葉をつける前であり緑地の全体が見渡せ、木道は縦断勾配がほぼなく堅固かつ平坦な路面なので快適に散策できました。また、花の季節前に木道の清掃や補修の作業が行われていました。なお、エゾノリュウキンカやキクザイチゲの観察のため毎度3周しましたが、ざっと一周するだけなら9分ぐらいの規模です。

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情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所