車イスで街にくり出そう_札幌

車イス使用者が札幌市を中心に地域活動するのに有用な情報を提供します。

35j 星置緑地

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1 公園の概況

2 公園の特徴

3 サービス施設

4 車イスでの歩き方  早春の動画


1 緑地の概況
《 所在地 グーグルマップ
 札幌市手稲区星置1条5丁目5-29
《 場所の特徴 》
 緑地は手稲市街地の西側、JR星置駅から約300mほどの位置にあります。南側をJR函館本線が走り、北と東西側には閑静な住宅街が広がります。緑地は住宅地の一角にある湿性林にて、早春にミズバショウの群生が見られるほか、エゾノリューキンカやキクザイチゲなどが一斉に花をつけます。緑地内には湧水(メム)が複数あり湿原の様相ですが、木道と観察デッキが整備されており車イスにて群生する湿生植物を見られます。
《 活動障壁 》
 緑地内には木道が四方に伸びており段差がありません。まわりの道路に高さをすり付けるため部分的に傾斜がありますが、縦断勾配が5%程度までに管理されています。また、四角形の緑地内の四辺に木道の出入口があり、緑地のどこへも誰もが容易に到達できます。

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星置緑地と木道

  2 緑地の特徴
《 緑地の概況 》
 名前の通りに緑地で利用施設はベンチがある程度、一般の公園にある遊具などありません。早春に一気に花が咲きますが、そののち森の緑が濃くなり夏場は日陰で涼がとれ、それぞれの季節で緑地の持つ魅力を味わえます。
 早春のミズバショウが咲く頃に訪れたところ、キクザイチゲの白と青にエゾノリューキンカがときを同じくして咲いていました。また、名前のわからない花も咲いており、短期間に花をつける北海道の春を楽しむことができます。

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木道とミズバショウ
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ミズバショウとエゾノリュウキンカ
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キクザノイチゲ

《 緑地の利用者 》
 早春の花の季節は列車や自家用車にて、遠くからも多くの人が訪れます。それをすぎた時分に訪れたおりはひっそりとしていました。

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  3 サービス施設
(1) 駐車場
 なし
(2) 公衆便所
 緑地の隅に障害者対応の公衆トイレがあります。

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  4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
 緑地はJR星置駅から約300mほど西にあり、徒歩5分程度の由です。移動経路に車道付属の歩道ないし遊歩道があり、アスファルト舗装である上に坂路がないので車イスでの移動が容易です。

《 車イスで散策 》   早春の動画
 ミズバショウの開花時期がわからず四度ほど自家用車で訪れ、繰り返し動画の撮影をしました。早春は木々が葉をつける前であり緑地の全体が見渡せ、木道は縦断勾配がほぼなく堅固かつ平坦な路面なので快適に散策できました。また、花の季節前に木道の清掃や補修の作業が行われていました。なお、エゾノリュウキンカやキクザイチゲの観察のため毎度3周しましたが、ざっと一周するだけなら9分ぐらいの規模です。

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情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所

 

35b 篠路・拓北の遊歩道

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1 公園の概況

2 公園の特徴

3 サービス施設

4 車イスでの歩き方

 

1 遊歩道の概況
《 調査起点 篠路五の戸の森緑地
 札幌市札幌市北区篠路3条10
《 遊歩道の特徴 》
 北区篠路地区には水面を見せて流れる都市河川がいくつもあります。伏籠川、旧伏籠川、伏籠古川、旧琴似川、旧琴似川放水路、篠路拓北川などです。この地区に川の密度が大きい特徴を生かし河川敷や道路敷をつなぎ遊歩道が整備され、自動車に煩わされずに一定時間歩ける空間が作られました。橋のある部分には車道との交差があるものの、街路に付属する歩道に比べ極端に交差点が少ない遊歩道です。人々は行き交う車輌にわずらわされることなく、静かな川面を眺めつつ自分の世界に没入しながら安心に散策ができます。

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篠路・拓北遊歩道の調査経路

《 活動障壁 》
 この地区の川は石狩川下流部の後背低湿地にあり勾配が緩く、遊歩道は急な起伏の少なく車イスにも優しい道です。橋と交差する付近で路面が高いのですりつけがあるも、今回の調査区間では縦断勾配5%以下がほとんどでした。また、今回気の向くままに調査した遊歩道はアスファルト舗装がほとんどで、路面抵抗の大きな区間がありませんでした。

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遊歩道
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遊歩道と河川敷
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   2 遊歩道の特徴
《 遊歩道付近の公園》
 篠路五の戸の森緑地の駐車場を起終点とし、グーグルマップ に記入してある歩道をなるべく重複しないようにまわりました。
(1) 篠路五の戸の森緑地
 こんもりとした森の中の伏籠古川の低湿地と森とがあり野鳥観察ができるとのことですが、起伏が残るので車イスで楽しめる区域は限られます。ただ、駐車場と車イス対応トイレとがあるので、遠くからの利用者には行動拠点となります。
(2) 篠路ハルニレ公園
 篠路五の戸の森緑地と伏籠古川でつながる公園ですが、木々が少なく空がひらけ遊具のある公園です。
(3) 拓北いきいき公園
 篠路拓北川が大きく蛇行する川筋に囲まれた場所に作られた広い公園で、水辺に親しみやすい環境に遊具、芝生広場やテニスコート等があります。
(4) 拓北ミズナラ公園
 遊具や休憩場所のある小さな公園ですが、車イス対応トイレがあります。

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遊歩道沿いにあった公園

《 遊歩道の利用者 》
 遊歩道は住宅街の中に線状に伸びるので、近くの居住者ならいつでも自分の体力、気分や目的に合わせて散策できます。調査した折には散歩する老人、いろんな年代の親子連れ、犬の散歩やジョギングする人々を見かけました。

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  3 サービス施設
(1) 駐車場
 遊歩道は篠路五の戸の森緑地

(2) 公衆便所
 篠路五の戸の森緑地拓北ミズナラ公園とにあります。

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  4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》

 最寄りの公共交通駅はJR拓北駅から拓北いきいき公園まで徒歩約20分の由で、天気の良い日なら遊歩道を含めて楽しめるかもしれません。自家用車を利用し、篠路五の戸の森緑地を起終点に散策するのが安心な方法です。
《 園路》遊歩道をめぐる動画
 2020年の秋に当該地区にある遊歩道の一部を回ったのみにて、一連の区間の各所から枝分かれする遊歩道があります。調査者は駐車場とトイレのある緑地を起終点としましたが、遊歩道近くに住まう方々にはもっといろんな散策路があります。 

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情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所

 

35a 藻岩山展望台

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1 公園の概況

2 公園の特徴

3 サービス施設

4 車イスでの歩き方  紅葉の藻岩山

 

1 公園の概況
《 所在地 グーグルマップ  》
 札幌市南区藻岩山1
《 場所の特徴 》
 藻岩山は札幌の中心市街から南西約5km、扇状地に突き出るようにせり上がる標高531mのピークです。そこで、展望台から北に札幌市街や増毛山地、西に日本海、南に恵庭岳、東に夕張岳などのパノラマが開け、四季を通じて多くの市民や観光客が訪れます。また、(一社)夜景観光コンベンション・ビューローが2014年に日本新三大夜景と認定したことで、その魅力があらためて注目を集めています。
 山頂へ上るにはロープウェイや観光自動車道などの乗り物の利用のほか、自力で登る登山道と複数の経路があります。車イスで上るにはもいわ山ロープウェイもーりすカー(ミニケーブルカー)を乗り継ぐか、藻岩山観光自動車道で中腹の駐車場に停め、もーりすカーに乗りつぐ経路が便利です。
《 活動障壁 》
 ロープウェイや観光自動車道を経由するルートはいずれもバリアフリー化してあり人的な支援もあるので、車イスでの活動障壁は特に認められません。ただ、ロープウェイ山麓駅の一般駐車場からの連絡路の縦断勾配が急な一方、駅脇の障害者専用駐車スペースが1台分なので、車イスで自家用車を使う単独行には注意が要ります。

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山麓から山頂への接続ルート

  2 公園の特徴
《 施設の概況 》
(1) 札幌もいわ山ロープウェイ
 山麓駅と中腹駅とを結ぶロープウェイで2011年に改修が行われました。ゴンドラの4面は窓枠が細く、窓際の場所なら夜景や秋の紅葉などを楽しめます。車イスでの乗降にはプラットフォームとの間に板を渡してくれるので安心です。
 運行間隔:15分、乗車定員 :最大66名、乗車時間:約5分

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ロープウェイとミニケーブルカーとの乗降口
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紅葉の藻岩山         札幌市街地 

(2) ミニ・ケーブルカー
 ロープウェイの乗換駅となる中腹駅と山頂駅との間を2両編成のミニ・
ケーブルカーが繋ぎます。観光道路を使い自動車で中腹駅に上る人も、これを利用して山頂と往復できます。
 運行間隔:15分、乗車定員:最大60名(2両)、乗車時間 :約1分40秒
(3) 乗降駅
 藻岩山の麓から山頂への移動に2つの乗り物を乗り継ぎますが、その乗降のため3つの駅(山麓駅、中腹駅、山頂駅)があります。いずれも多層構造ですが、すべての階がエレベータで結ばれ移動経路の連続性が保たれます。
(4) 藻岩山観光自動車道
 藻岩山観光自動車道は藻岩山の南側から入山する約3.5kmの有料道路で、ロープウェイの中腹駅前の駐車場までのぼれます。山頂展望台へはミニ・ケーブルカーか自然学習歩道(所要時間10~15分程)が利用できます。
《 公園の利用者 》
 札幌市民は老若男女が四季の折々に個人、友人や家族連れで訪れます。また、北海道内外や海外からの観光客の訪問も多く、昼の遠望や夜景を楽しみます。街場から展望台までの往復が乗り物を使えば短時間かつ軽い移動ででき、登山道を使うなら個人、友人や家族が手近に自然林を楽しめるなど、楽しみ方も多様で利用者を惹きつけます。

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  3 サービス施設
(1) 駐車場
(1.1) 山麓駅駐車場 約120台
 もいわ山ロープウェイ山麓駅の道を挟んだ下側に無料駐車場があります。駐車場から山麓駅へは急坂路があり、車イスでの単独の移動は危険を感じる急勾配です。ただ、山麓駅横に1台分の身障者用駐車スペースがあり、単独行の場合はそこを使えればラッキーです。
(1.2) 中腹駅前駐車場 約80台
 藻岩山観光自動車道を上ると中腹駅前の広場に駐車場があり、2台分の身障者用駐車スペースがあります。道路は山頂駅までありますが、一般車両の通行は中腹駅までのようです。
(2) 公衆便所
 障害者用トイレは山麓駅、中腹駅と山頂駅のいずれにもあります。
(3) 飲食施設
 山頂駅2階に札幌市街の眺望がよく、夜景が楽しめるレストランがあります。同レストランはテイクアウトの軽食も提供します。また、飲料の自販機が各駅にあります。

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  4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
 山麓駅は市電のロープウェイ入口駅から徒歩で8分とのことですが、車イスでの移動には途中の道が急勾配に過ぎます。市電駅から1分の場所に無料連絡バスの発着場所があるそうで、シャトルバスが15分間隔に運行する由です。ただし、車イスで同バスに乗車できるか否かはわかりません。
 藻岩山観光自動車道の供用はゴールデンウイークから11月中旬の10時30分から22時00分の由です。
《 園路》 紅葉の藻岩山
 コロナ感染の鎮静化のタイミングをはかり、山が色づく頃に訪れました。山麓駅脇の専用駐車スペースには中途半端に駐車する車両がありましたが、隙間に車を停められたのが幸運でした。山頂展望台までの往復に身体や心に負担を感じる場所などなく、秋に装う藻岩山と札幌市街の俯瞰を堪能しました。

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情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所

 

35a 中島公園

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1 公園の概況

2 公園の特徴

3 サービス施設

4 車イスでの歩き方  夏の公園を二回りの動画 秋の森と池と紅葉の動画

 1 公園の概況
《 所在地 グーグルマップ
 札幌市札幌市中央区中島公園
《 場所の特徴 》
 豊平川は明治期に扇状地の網流の名残をとどめ、本流と鴨々川とに挟まれた中島に公園が作られたのが名の由来です。公園は札幌市の歓楽街すすきのの南に位置しながら、池や森など自然的な景観が市民に親しまれています。また、公園内には国の重要文化財豊平館」や「八窓庵」などがあるほか、音楽ホール「きたら」や道立文学館、こども人形劇場こぐま座などがあり、いろいろな活動の場にも使われます。さらに、春のさっぽろ園芸市、初夏の北海道神宮例祭、年の瀬の歳の市や冬の「ゆきあかり」などが催され、四季折々に多くの市民が訪れます。
《 活動障壁 》
 遠方からのアクセスは公園の南北端に地下鉄の駅があり、バリアフリー化が済んでいるので車イスでも安心に訪れられます。公園内は起伏が少ない上に舗装の園路が多くの利用施設間を結ぶので、利用目的によりアクセス方法を選べば大抵の場所に苦もなく行けそうです。ただ、菖蒲池の脇に広がる森の中は雰囲気が良い一方、園路が非舗装で場所により車イスでの移動負荷がかなりあります。

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公園の施設配置と園路の縦断勾配

  2 公園の特徴
《 公園の概況 》
 札幌市の中心市街のほど近くにあり、水と緑が豊かな憩いの場として親しまれる公園です。
(1) モニュメントのある広場と森
 公園の中央部の菖蒲池に接する一角に木立が密集し、夏は日差しが遮られ木漏れ日が揺れます。その中を走る園路脇には屋外彫刻やモニュメントがいくつもあります。

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公園のメインの園路
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森の中を走る園路

(2) 菖蒲池
 開拓初期にあった池を貯木場として利用したのが始まりで、中島遊園地の設置後に池を中心に公園が作られ、大正末期に現在の形になりました。池は貸しボートを楽しむことができ、現在も園路からとは異なる景観を楽しめます。

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菖蒲池

(3) 日本庭園と八窓庵
 中島公園には池泉回遊式・池泉庭園の日本庭園があります。その一隅に江戸初期の大名であり茶人の小堀遠州が設計したとされる茶室「八窓庵」(国指定重要文化財)があります。春にはシダレザクラ、秋には紅葉が多くの人々を楽しませます。

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日本庭園

(4) 豊平館
 開拓使1880年に高級西洋ホテルとして建て、後に公会堂となり、1958年に中島公園に移設されました。保存修理と耐震補強を含む工事が行われ、2016年から昼間は観覧施設、夜間は貸し室として使われるほか、結婚式にも使える由です。
(5) コンサートホールきたら
 札幌市の音楽専用ホール。「国内外の音楽家が集い、札幌から音楽を創造する空間」「市民の教育の場としての空間」を事業展開のコンセプトとし、主催事業と貸館事業をする由です。

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  音楽ホールきたら     フリーマーケットの広場

(6) 北海道文学館
 北海道出身の文学者や北海道にゆかりの深い文学者に関する文学資料が展示があります。常設展は直筆原稿や書簡・初版本など貴重資料約1,800点を展示し、北海道文学の流れをわかりやすく紹介します。
(7) こども人形劇場こぐま座
 日本初の公立人形劇場として建設され、定期的に人形劇公演を行う施設です。アマチュア人形劇団の育成や北海道外海外のプロ人形劇団招致にも多大な成果を上げている由です。
(8) 児童遊具施設
 人形劇場こぐま座と児童会館の前にある広場隅に、子ども向け遊具が各種あります。すべり台、ブランコやシーソーなど昔ながらの遊具から、大きいコンビ遊具などがあります。
(9) 運動施設
中島スポーツセンター
 北海道立中島体育センターとして1980年に開館し、2000年に札幌市に移管され札幌市中島体育センターと改称しました。
 施設内にはバドミントン3面、バレーボール1面、テニス1面、卓球12台、フットサル1面、県道2面ほかトレーニング室などがあります。
中島公園庭球場
 夜間照明のあるアンツーカーコートが6面あり、1,500人収容の観客席が備えてあります。
《 公園の利用者 》
 公園の南側には商業施設や歓楽街があり、北側には住宅区域が広がるので、公園には居住者だけでなく周辺で働く人々が訪れます。公園内にいくつもの文化や運動の施設があるほか折々にイベントが開かれるので、それらの利用の行き帰りに公園を楽しむ人々も見かけます。

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  3 サービス施設
(1) 駐車場
 なし
(2) 公衆便所
 障害者用トイレは南9条(交番隣茶屋隣)、南11条(文学館北豊平館豊平館南)、南12条(北海道文学館音楽ホールきたら)、南13条(自由広場南)、南14条(行啓通)にあります。

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  4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
 地下鉄南北線中島公園駅」ないし「幌平橋駅」下車すぐ
《 車イスで散策 》 夏の公園を二回りの動画 秋の森と池と紅葉の動画
 公園の木々が日差しを遮り涼を感じさせる時分と、葉が色を変え華やかに装う時分とに動画を撮影しました。公園が広いことから一筆書きの移動で全体の様子を紹介できず夏は二回り、秋は夏に回りきれなかった森の中を散策しました。公園内はほとんど起伏がない上に舗装遠路が張り巡らされいるので、移動における負荷は少ないものでした。ただ、森の中の非舗装園路は車イスの前輪が不安定で、少々てこずりましたがそんな程度でした。

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情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所

 

35e 平岡公園

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1 公園の概況

2 公園の特徴

3 サービス施設

4 車イスでの歩き方  公園をめぐる秋の動画

 

1 公園の概況
《 所在地 グーグルマップ
 札幌市清田区平岡5条6丁目9-10
《 場所の特徴 》
 公園は札幌市の南東部に広がる丘陵地にあり、恵庭岳の噴火によりできた月寒台地の一部、火山灰の堆積する小高い丘です。札幌市街に近くなだらかな丘陵地なことから、住宅地としての開発が広く行われました。ただ、川や谷があり、比較的起伏の大きな一部を公園とし、札幌市の環状グリーンベルト構想の拠点に位置づけらレます。公園は高速道路で二分され、西側約50haは自然の姿をとどめた山林、梅林、池や湿地があり、東側は運動施設、多目的広場や散策路などがあります。
《 活動障壁 》
 公園区域内には標高差があり、いくつかの利用区域に分かれます。札幌市民に親しまれる梅林は公園内の中央部、中程度の標高にあり、どの駐車場からでもかなりの急な園路の上り下りが必要です。健腕の車イス使用者以外が梅や公園を楽しむには、支援者との同行が望まれます。湿地や原っぱ、そこに棲む動植物を愛でるのであれば、低い場所にある駐車場を利用すれば坂路による負担が軽く済みます。公園全体として起伏による活動障壁は厳しい一方運炉が整備された公園なので、事前に調べて準備をすれば車イスで非日常を味わうことができるでしょう。

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公園の施設配置と園路の縦断勾配

  2 公園の特徴
 西側には自然の姿をとどめた山林、梅林、三里川に沿った散策路、自然観察のできる池や湿地・はらっぱがあり、東側には散策路や芝生多目的広場などの利用施設があります。
《 公園の施設》
(1) 西地区
1-1 樹林地
 山林が公園面積の半分以上を占め、キタキツネやカワセミなどの動物、コクワガタやオニヤンマなどの昆虫、エンレイソウミズバショウなどの植物、エゾアカガエルなど両生類またイバラトミヨなどの魚類などが見らます。
1-2 梅林
 紅梅種と白梅種のウメが1,200本あり、毎春多くの市民が花見に訪れます。

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第一駐車場         梅林の園路
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梅林の俯瞰    段丘崖の森

1-3 湿地
 三里川の上流の湿地には木道が整備され、車イス使用者もヤナギやハンノキなどの樹木、ヨシ、カサスゲやミズバショウなどの草本が間近に見られます。

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人工湿地    自然の湿地

1-4 人工湿地・池・はらっぱ・野鳥観察場
 人工湿地にも木道があり、ミズゴケやモウセンゴケなどの植物やサギスゲの群落が見られます。また、人工湿地の周辺は草丈を高くした「はらっぱエリア」と苗木を植栽する「森づくりエリア」があります。
1-5 花の広場
 春はチューリップやスイセン、初夏にはシャクヤク、夏にはムクゲなどが見られます。
1-6 芝生広場
 歩いても座っても寝ころんでも心地よく、家族でも、カップルでも、一人でもそれぞれのときを過ごせる空間です。
(2) 東地区
2-1 運動施設
 軟式野球場野球場1面、硬式テニスコート6面、ゲートボール場3面とパークゴルフ場(2コース、各コース9ホール)
2-2 多目的広場
2-3 遊具広場
2-4 地球の広場
 太陽系の惑星配列を地球を中心として表現した造作物を配置
《 公園の利用者 》
 春の花見の時分には多くの市民がとずれる由ですが、調査したときにはあまり来園者を見かけませんでした。それというのも公園が広大だからと思われ、園内を回ると森蔭や湿地の奥などで、植物を見る人、虫を捕る人、鳥の写真を撮る人などなど目的を持ち活動する人々がいました。

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  3 サービス施設
(1) 駐車場
1-1 西地区
 梅林や里山の風情を味わうなら第1と第2駐車場が近くです。
   第1駐車場 150台(障害者用2台)
   第2駐車場 200台(障害者用2台)
 湿地、はらっぱ、花の広場や芝生広場の利用なら第3と第6駐車場が山坂が少なくて行き来できます。
   第3駐車場 31台(障害者用2台)
   第6駐車場 122台(障害者用2台)
1-2 東地区
   第4駐車場 90台(障害者用2台)
   第5駐車場 80台(障害者用2台)

(2) 公衆便所
 障害者用トイレは第一駐車場梅林花の広場芝生広場パークゴルフ場地球広場にあります。
(3) 自販機
 梅林の小屋付近で見かけました。

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  4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
 最寄りのJR駅は上野幌駅(未BF化)、地下鉄駅は大谷地駅ですが、車イスの自走ではいずれも無理と思われます。
 最寄りのバス停は次の通りですが、車イス対応の車両の運行についてはわかりません。
ー東地区 「平岡公園東2丁目」「平岡公園入口」バス停下車すぐ
ー西地区 「平岡6条4丁目」「平岡5条6丁目」バス停下車いずれも徒歩5分
《 公園の歩き方 》 公園をめぐる秋の動画
 平岡公園には数度訪れましたが、面積の広さと勾配の連続やキツさとに毎回苦しめられました。それは一度の全体を回ろうとするからで、梅を見る、花を見る、湿原の生物に触れる、広場で遊ぶなど、楽しむ目的をしぼればさほど出ないはずです。その際には公園の何箇所かに分散する駐車場をお適当に選ぶことが肝要です。まあ、普段使わないっ筋肉に負荷をかけ、のばさない筋に刺激を与えるには格好の公園だと思います。

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情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所

 

35j サケのふるさと千歳水族館

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1 公園の概況

2 公園の特徴

3 サービス施設

4 車イスでの歩き方 施設をめぐる動画秋


1 施設の概況
《 所在地 グーグルマップ
 千歳市花園2丁目312
《 場所の特徴 》
 水族館は千歳川のほとり、産卵のため遡上したサケを捕獲するインデアン水車敷地に隣接してあります。また、道の駅千歳サーモンパークが同じ敷地内にれニューアルされ、多くの人々が訪れる場所になりました。施設の地下2階の壁に一部透明な仕切りが用いられ、千歳川の流れや川底が見られるのが見どころです。秋に遡上したサケが捕獲される直前の姿があり、ときに川底に産卵する様子が見られることもあります。
《 活動障壁 》
 施設は鉄筋コンクリート造のバリアフリー設計です。1階から地下2階ないし2階はスロープや階段昇降機で結ばれ、車イスでの移動障壁がありません。階段昇降機の使用は、近くの壁に付けられたインターフォンにより操作を頼みます。したがって、この施設の見どころであるサケの自然の生態を見られる場所を含め、水族館の全体を車イスでたのしめます。また、秋になると水族館の裏にあるインデアン水車で資源増殖用のサケの捕獲が行われており、水族館の利用の有無にかかわらず見学できます。

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水族館展示フロア模式図

    2 公園の特徴
《 公園の概況 》
 千歳水族館はサケの仲間や北海道の淡水魚を中心に、世界各地の様々な淡水生物が見られます。千歳川の水中を直接見られる「水中観察ゾーン」では、秋に産卵に遡上したサケが見られます。また、水族館裏でインデアン水車では、石狩川河口から約70kmを3~5日ほどかけ遡上したサケの捕獲が見られます。
(1) 水族館
(1.1) 1階
 受付、売店、トイレ
(1.2) 1階(中階)
ーサーモンゾーン
 サクラマス、ギンザケ、イトウやブラウントラウトチョウザメに加え、秋にはシロザケ、カラフトマス、ベニザケなどを展示。

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サーモンゾーン        支笏湖ブルー

支笏湖ゾーン
 バイカモリュウノヒゲモなどの水草の周りにヒメマス、アメマス、イトヨ、ヌマチチブやスジエビなどを展示。
ー体験ゾーン
 生き物たちに触れられる水槽。

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魚に触れる水槽       傾斜路の展示  

(1.3) 地下1階
千歳川ロード
 千歳川を上流・中流下流の3つの水槽に分け、水域毎に魚たちを展示。
ー世界の淡水魚
 日本だけでなく東南アジアや北米、南米、アフリカにオーストラリアなど、淡水域を中心に生息する様々な生き物を展示。
(1.4) 地下2階
ー水中観察ゾーン
 千歳川の左岸に埋め込んだ長さ30mほどの部屋で縦横1x2mの7つの窓から、水面下の川の流れや魚たちの動きを展示。

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水中観察ゾーン

(1.5) 2階
ー展示室・学習室
 パネルを見るだけなく、本物に触れたり体感しながら学べる展示室。
(2) インデアン水車
 さけ・ます人工ふ化放流事業に用いるサケの親魚を捕獲するため、インデアン水車とウライが秋に設置されます。
《 施設の利用者 》
 階段昇降機を操作してくれた職員に聞いたところ、利用者は北海道民が多いとのこと。特に小学生の校外学習など、秋に団体での来訪が多いとのことでした。調査に訪れたのは秋の平日でしたが、夫婦連れなどカップルでの利用者を多く見かけました。

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    3 サービス施設
(1) 駐車場(道の駅駐車場と共用)
 普通車:213台 身障者用:6台 大型車:14台
(2) 障害者用トイレ
 障害者用トイレは水族館内(1階、地下1階)と道の駅にあります。
(3) 道の駅
 飲食施設、物販施設、コンビニや休憩場所があります。

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    4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
 JR千歳駅から徒歩約10分とのことです。JR千歳駅はバリアフリー化が済んでおり、途中に坂路がなく、道路に歩道があるので車イスで移動できそうです。
《 園路》 施設をめぐる動画秋
 水族館のホームページで団体客の予約のない時間帯に訪れ、サケの遡上期にも関わらずゆったりと見学できました。コロナ感染予防が呼びかけられている最中でもあり、通常はこんなにゆっくりできないと思われます。水族館には多層の展示フロアがありますが、傾斜路と階段昇降機があるのですべてのフロアを見て回れました。階段昇降機を自分で操作できませんが、インターフォンで頼むと1分ほどで学芸員さんが来て操作してくれました。戻る際も操作が必要なせいか、水中観察フロアを一緒に周り解説してくださいました。

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情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所

 

35a 北海道神宮

        目   次

1 公園の概況

2 公園の特徴

3 サービス施設

4 車イスでの歩き方  春の参拝と境内散策  秋の参拝と境内散策

 

1 公園の概況
《 所在地 グーグルマップ
 札幌市中央区宮ヶ丘474
《 場所の特徴 》
 北海道神宮は札幌市街中心部の西方、円山の裾野の傾斜地にあります。境内の南側に円山動物園と円山原始林、西側に総合運動場、東側の段丘の下に円山公園そして表参道(北1条宮の沢通り)が走る北側に閑静な住宅街が広がり、鬱蒼と茂る木々もあり厳粛な雰囲気を醸します。


《 活動障壁 》
 車イスでの参拝や散策における活動障壁は高さの獲得と路面抵抗があります。神門前に大きな階段と急勾配のスロープがありますが、その脇にある慶陽館内にエレベータがあります。他方、参道には小砂利が敷き詰めてあり、車イスでの走行にかなりの抵抗です。小砂利層の薄いルートを探しながらたどるのが得策です。

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北海道神宮の施設配置と参道等の縦断勾配
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  2 北海道神宮の特徴
 北海道神宮明治天皇による「開拓民たちの心のよりどころに」との詔により設置が検討され、島義勇判官が円山の地に社殿を造営することを決め現在に至る由です。神宮はいまも初詣、厄祓い、節分、婚礼など道民の暮らしのいろいろなシーンに深い関わりを持ち続けます。
《 施設の概況 》
 神宮境内には神宮にまつわる建造物があるほか、円山原生林のなごりの樹木や神宮の設置に際し植えられたスギなどが森をつくり、野生のエゾリスが見られるなど円山公園とともに市民の憩いの場となっています。
(1) 北海道神宮
 本殿、拝殿や神門をはじめとして伝統様式の建物が整然と並び、特別の行事がなくとも参拝に訪れる人があとを絶ちません。参拝者が第二鳥居をくぐり大木が見下ろす小砂利敷きの参道を進むと、神門前の広場に手水舎があります。神門のあるステージが高く12段の階段で結びますが、脇に仮設のスロープがあるものの縦断勾配が12%を超えます。階段の上に出ると参道の直線上に神門と拝殿が並び通路が石板に変わり、拝殿前にもまた階段がありますが脇からスロープで回り込む動線がしつらえてあります。多くの人々はこれらの経路を辿りつつ一定の所作を踏みながらお参りしており、神社らしい厳粛な空気を感じられる場所です。

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神門から拝殿         神門前   

(2) 境内の森
 およそ18haの境内には樹齢数百年のカシワ、ハルニレや神宮設置以降に植えられたスギなどが森を作り、また春には園路沿いの桜や梅が彩りを添えます。境内は花をつける樹木だけでなく、常緑の杉の大木や秋に葉を落とす広葉樹が混じり、四季を通じて訪れる人々の目を楽しませます。
(3) 境内社と碑
 境内に3つの社や多くの記念碑、歌碑があります。境内の散策の折に何があるかを見て回りつつ、北海道開拓の歴史や文化に想いを巡らすのも一興です。

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   開拓神社          円山公園から通じる参道

(4) 境内裏の森
 南一条駐車場から境内の裏側に向かう散策路があり、広葉樹の森をめぐります。春から秋にかけて森の香を吸い、変化する葉の色をめで、気持ちの良い時間と空間とが味わえます。

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神宮境内裏の散策路

《 公園の利用者 》
 札幌市民や北海道民が何かにつけ訪れる場所ですが、近年は外国からの観光客の訪問が増えました。北海道民は季節の行事、厄払いや祝いごとに折々訪れますが、外国人にはそんな文化や建物などにも惹かれるのでしょうか。

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  3 サービス施設
(1) 駐車場
 北一条駐車場 170台
 南一条駐車場 70台
 北一条駐車場のゲート係員に車イス使用者用スペースの場所を尋ねたら、社務所前に誘導されました(2020年9月)。
 駐車場の利用方法や料金がときおり変りますが、2021年3月時点で一般参拝者は入庫後30分まで無料(認証不要)、入庫後1時間以内(30〜60分)が500円、その後1時間刻みで500円ずつ加算される由です。
(2) 公衆便所
 障害者用トイレが参道脇にある手水舎の近くにあります。
(3) 参拝者休憩所
 境内の参道近くに神宮茶屋と六花亭茶屋があり、腰を下ろして甘いものをとられます。また、北一条駐車場内に神宮の杜白鹿食堂があり、昼どきなら食事をとられます(ただし玄関のスロープが危険坂レベルです)。

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  4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
 地下鉄東西線円山公園駅下車から徒歩15分ほどですが、車イスだと円山公園と神宮殿の間に横たわる段丘崖の標高差を上るのがかなり骨です。自家用車か営業車で駐車場に乗りつけ、下り勾配になる帰路に円山公園を散策するのが安全策です。
《 園路》園路をめぐる動画
 2020年のとに神宮の参拝がてら、境内と周辺の森を散策して動画を撮りました。参拝については障害者用の駐車スペースとエレベータが使え、移動がとても楽でした。散策は小砂利の散策路で走行抵抗が大きく、また車イスのキャスターが小砂利や不陸ではね上げられ映像にかなりの乱れがあります。健常者の動画では見られない上下動は、車イスのフレームに固定したカメラの向きの激動の反映です。そんな映像の乱れから走行の苦闘を想像ください。

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情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所