パープルロード
1 公園の概況
2 公園の特徴
3 サービス施設
4 車イスでの歩き方
1 施設の概況
《 所在地 グーグルマップ 》
東区伏古1〜7条2丁目

《 場所の特徴 》
伏古・拓北通の環状通から北25条通までの区間、中央分離帯の中に遊歩道が整備されています。同区間には多数の藤棚が作られており、5月下旬から6月始めにかけ紫色の花が咲くことからパープルロードと呼ばれています。このあたりは元々石狩川の氾濫原であることから車道はほとんど起伏がありませんが、中央分離帯を並行する遊歩道に別々の昇降や横行が繰り返され、何度か立体交差が行われます。遊歩道の往来に変化が楽しめるだけでなく、高みからは周辺住宅地が見わたせます。
《 活動障壁 》
遊歩道の上り下りの縦断勾配はおおむね5%程度までですが、一部に8~11%のスロープがあるほか、立体交差の橋のすり付け部で局部的に20%を超える箇所がありました。また、遊歩道の整備後年月を経ているらしく、舗装の断絶が見られるほか、路面の劣化が相当進行しています。つまり、車イスでの走行には縦断勾配の負荷だけでなく、路面抵抗も連続的にあります。なお、環状通から北25条通までの区間を一周するのに休憩なしで50分ほどかかりました。
2 公園の特徴
《 公園の概況 》
パープルロードには400本の藤木があるほか、シラカバ、ライラック、ハルニレ、ツツジなど4000本以上の木が植えられてい流とのことです。調査は晴れの日を選んで出かけましたが、6月の日差しも樹葉越しとなるので、気持ち良く散策を楽しめました。






《 公園の利用者 》
調査は平日の午前でしたが、遊歩道を周回する間にすれ違ったのは5名ほどで、花が盛りを過ぎたとはいえ利用者は多くないようです。
3 サービス施設
(1) 車イス対応トイレ
遊歩道の南端付近にある伏古公園の 公衆トイレ に車イス対応個室があります。
(2) 駐車場
遊歩道の起点付近にある伏古公園に駐車場があります。
4 車イスでの歩き方
《 アクセス 》
最寄りの地下鉄駅は東豊線環状通東駅で、伏古公園まで徒歩15分とのことです。
情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・制作:環境複合研究所