22b 「ナビ」中目次
( 第二階層 )
2 グーグルマップから利用施設を選択
(1) 札幌市街を中心にする全体図から選択
(2) 利用者の現在地を中心にする全体図
(3) 区ごとの図
0 「札幌市 車イスお出かけナビ」の概要
ここではバリアフリー情報の施設を選ぶ画面の構成について紹介し、その前提については20「ナビ」の紹介や21「ナビ」の目標で紹介します。
1 目的施設を見つける手順
第一階層から本画面に移ればグーグルマップ 上のマーカーないし一覧表のリストに施設名と所在場所とが一緒に示されます。ここで外出目的に合う施設数がどれほどあるかや、それらがどこにがあるかなどが見て取れます。車イス使用者は機動性の低い人がいるだけでなく、風雨や雪など天候の影響を考えると場所が選択が大切だからです。第二階層の画面で施設名を選ぶとバリアフリー環境など個別情報を示す第三階層の画面が開きます。第二階層で選んだ施設の個別情報が目的に適合しなければリストの画面に戻り、改めて自分が求める条件に合いそうな施設を選びます。
2 グーグルマップから利用施設を選択
(1) 札幌市街を中心に展開する地図から選択
札幌市街を中心に展開する地図上に障害者用トイレのある施設の場所をマーカーで示します。マーカーはサービスの別により色分けしてあります。外出の目的にあう利用施設の個票はつぎの手順で検索します。
操作1
外出の目的にあうサービスの色の中から適当な場所のマーカーをクリックすると、吹き出しに施設名、駐車場の有無などが示されます。
操作2
利用条件に合いそうなマーカーを次々にクリックし、それぞれのマーカーの位置にどんな施設があるか概況がつかみます。
操作3
吹き出しの内容から外出の目的や使い勝手が合いそうなら、施設名をクリックすれば第三階層の個表の画面が開きます。
操作4
第三階層の個別の情報が適当ならそこまで、もっと合う条件の施設を求めるなら「前ページに戻る」で第二階層の画面に戻ります。
操作5
操作3に戻ります。
以下、外出の目的に合う施設が見つかるまで操作3と4とを繰り返します。第二と第三階層とを往復なので、PCに慣れない人も迷子になりません。
(2) 検索者の現在地を中心に展開する地図
画面上で「位置情報の利用の許諾」に対し同意すると検索者のいる場所を中心に地図が展開し、いろんな施設の配置が色別のマーカーで示されます。自分のいる位置からの移動距離などを勘案の上、目的に合う施設を(1)の操作手順で探します。
(3) 区ごとの地図
総目次でグーグルマップから対象施設をの検索をするのに、全域図と区ごとの図を選べます。スマフォなど画面が小さく、通信量に制約のある場合に使いやすくなるように対象区域を狭める画面を用意しました。ただし、区ごとの地図では現位置を中心にするサービス画面はありません。
3 一覧表のリストから利用施設を選択(区ごと)
PCの操作に慣れない人は地図を見て、マーカーをクリックして吹き出しから操作することに抵抗があるかもしれません。そんな人は街区符号と条丁目で整理した一覧表から施設や場所を選びます。
操作1
大目次から希望の区のページを開きます。
操作2
選んだ区内にある施設名のリストが画面の下に伸びるので、スクロールして目当ての街区を探します。
操作3
目当ての街区内にある施設群からこれはという施設名をクリックすれば、個票の画面が開きます。それが自分の必要とするサービスやバリアフリー環境に合うかを確かめます。
操作4
第三階層の情報を見て自分に合わなかったり、もっと別の施設を見たければ「前ページに戻る」で第二階層に戻ります。
操作5
操作3に戻ります。
以下、利用者の目的にあう施設を見つけるまで操作3と4とを繰り返します。この際、第二階層と第三階層とを往復するだけなので、PCの操作に慣れない人迷子になりません。ただし、この繰り返しで適当な施設が見つからなければ、隣接する区の欄を開き、操作2から再度施設探しを繰り返します。
4 一覧表のリストからJRと地下鉄の駅を選択
鉄道は路線上に並ぶ施設なので、並び順の配置の方が使いやすそうです。2や3から情報を探すのと別に、路線の順に並べた表を用意しました。乗降予定駅の個別情報を確認し、バリアフリー環境が合わなければ、隣駅ないし近くの使いやすそうな駅を選び施設情報を確認を繰り返すのに便利です。
情報提供:NPO 環境福祉支援サービス プラスアルファ
企画・調査・製作:環境複合研究所